小規模多機能型居宅介護
小規模多機能型居宅介護とは
要介護認定を受けた高齢者の方が、住みなれた地域で安心して暮らせるように設立された地域密着型サービスのひとつです。 「通い」を中心に要介護者の状態や希望に応じて、「訪問」や「泊まり」を柔軟に組み合わせ、在宅での生活が継続できるように支援していくサービスです。
「通い」「訪問」「泊まり」どのサービスを利用しても、いつも顔なじみの職員がケアを行います。 少人数登録制のため、家庭的な雰囲気の中で、他の利用者・職員と楽しく過ごすことができます。 24時間対応可能なため、緊急時にも対応可能。安心して在宅生活が送れます。
小規模多機能型居宅介護には利用定員が定められていて、1つの事業所あたり29人以下の登録制となっています。 1日に利用できる通所サービスの定員は18人以下、泊まりは9人以下となっています。 また、1カ月あたりの利用料が定額なので安心です。
弊社では横浜市港北区に小規模多機能施設「めぐみ」、青葉区に「ゆい青葉」の2施設を展開しています。ご利用は横浜市内に在住の方が基本となっております。
サービス内容
- 食事食欲のない高齢者に配慮したメニュー、特別食などの一人ひとりに合わせた食事の提供。
- 入浴浴室でゆっくりと家庭風呂気分で入浴。
- 健康管理体温、血圧測定などの健康チェック ・機能訓練。体力、身体機能の維持・回復のための個別機能訓練の実施。
- レクリエーション外出、行事、趣味活動、ゲームを通じて気分転換や楽しみの時間。
サービス拠点
サービスの特徴
「通い」サービス
ご利用者様一人ひとりの思いや生活スタイルに合わせて、利用する曜日・時間や過ごし方を、ご本人やご家族と一緒に考えていきます。
ご自宅への送り迎えからお食事、入浴の介助などのサービスはもちろん、さまざまなサービスをご提供。 ご利用の状態に応じた体力や身体機能の維持・回復・向上をめざします。 専属の看護師がおりますので、医療的ケアも十分に行えます。
- 閉じこもり予防
- 血圧や体温などの健康管理
- 「運動機能の向上」「栄養改善」「口腔機能の向上」
- 「精神機能の向上(認知症予防)」
- 安定した生活リズムの形成
- 家族との情報交換
- 仲間づくりの促進
- 社会参加、交流の機会
「デイサービス」と、小規模多機能の「通い」との違い
一般的な「デイサービス」
施設が決めた時間や提供されるプログラムに合わせて、ご利用者が日中過ごしています。
レクリエーション・食事といった流れがパッケージになっています。
小規模多機能の「通い」
一人ひとりの暮らし方に合わせて、来所する時間も帰宅する時間もご利用者に合わせて、ご利用者にとって必要なことだけを「通い」を通して提供していきます。
過ごし方は人それぞれです。 自分らしい時間の過ごし方をする、ということです。例えば、朝から夕方まで滞在するのではなく、その人が必要としているお風呂だけ、食事だけといった ほんの数時間の利用という使い方もあります。
「訪問」サービス
ご利用者様一人ひとりのさまざまなニーズにお応えした訪問サービスをご提供していきます。
- ご利用者の状態に応じて訪問
- ご自宅でのご利用者の状態を観察
- 医療機関から在宅への移行を支援
「訪問介護」と、小規模多機能の「訪問」との違い
訪問介護
30分未満や1時間など、訪問介護サービスの枠に合わせ、支援内容を決めていました。
小規模多機能の「訪問」
服薬管理のための数十分の訪問など、必要なときに必要な量の支援ができます。
回数も、毎日必要な方もいれば、月に一回だけ必要な方もいます。枠にとらわれない支援が可能です。 自宅での緊急時にはすぐに訪問いたします。
「宿泊」サービス
「通い」や「訪問」と同じスタッフが宿泊サービスをご提供することで、お客様も安心してお泊まりいただけます。利用者ご本人の生活リズムを大切にし、自由で温かさを感じられる生活を自立して送ることができるように、サポートいたします。
「ショートステイ」と、小規模多機能の「宿泊」との違い
一般的な「ショートステイ」
予め利用したい日を予約して利用します。利用したい日が空いていないと他の施設を予約し、日程変更をすることになります。施設の空室状況に応じて利用を判断せざるを得ない、本人や介護者の状況の変化に対応しにくい現実があります。
小規模多機能の「宿泊」
必要な時にはいつでも利用できます(※)。通い慣れた場所で顔なじみの職員や他の利用者がいる安心した環境で安心して泊まっていただけます。また、ご本人の状況を良く知っている職員が、緊急時にも臨機応変に対応できるため、いざというときの強い味方です。
※1日9名までなので、ご希望に添えない場合もあります。その場合はご相談させていただきます。
その他の特徴と役割
医療機関との連携
かかりつけ医、専門医、病院等との連携を取り、日常の健康管理・救急時の対応・看取りへの対応などを円滑に行えるようにする。
地域との連携
住民理解の促進の為、スタッフからの呼びかけにより簡単な役割を担ってもらうなど、住民ニーズが反映されるように運営へ参画してもらう。 ハード・ソフトの両面から地域資源を有効活用できるように、警察や消防、弁護士などの問題解決の専門家と連携したり、商店街・美容院・公園などを利用しています。
地域包括ケアシステム
医療と介護の連携を中心に適切な協力・連携、勉強会などを適時開催しサービスの質の向上に努力したり、相談・情報提供機能を生かすよう地域が一体となり一人一人の利用者を見て行きます。
利用者家族の支援
権利擁護の機能や家族支援の為の相談・情報提供機能、休養機能など、なじみの関係の中で多様なサービスが提供できるように努めます。
ご利用料金
月額定額制
1ケ月につき | 要介護度 | 介護保険請求単位 | 1割負担料金 | 2割負担料金 | 3割負担料金 |
---|---|---|---|---|---|
要介護1 | 10,423単位 | 11,341円 | 22,681円 | 34,021円 | |
要介護2 | 15,318単位 | 16,666円 | 33,332円 | 49,998円 | |
要介護3 | 22,283単位 | 24,244円 | 48,488円 | 72,732円 | |
要介護4 | 24,593単位 | 26,758円 | 53,515円 | 80,272円 | |
要介護5 | 27,117単位 | 29,504円 | 59,007円 | 88,510円 |
その他、以下の加算が算定される場合があります
認知症加算 I | 800単位/月 | |
---|---|---|
認知症加算 II | 500単位/月 | |
訪問体制強化加算 | 1,000単位/月 | |
総合マネジメント加算 | 1,000単位/月 | |
看護職員配置加算 Ⅲ | 480単位/月 | |
介護職員処遇改善加算(Ⅰ) | 所定単位数にサービス別加算率を乗じた単位数で算定(加算率10.2%) | |
介護職員等特定処遇改善加算(Ⅱ) | 所定単位数にサービス別加算率を乗じた単位数で算定(加算率1.2%) |
※小規模多機能介護以外に訪問看護および福祉用具貸与をご利用いただけます(通常の限度基準範囲内です)。
その他の料金ご利用者様負担となります
宿泊費 | 3,000円/1泊 |
---|---|
朝食 | 300円/1食 |
昼食 | 700円/1食(おやつ代含む) |
夕食 | 500円/1食 |
※オムツ代等、上記以外は自己負担となります。
小規模多機能施設 めぐみ
平成22年8月1日に横浜市港北区高田東に開設。木の暖かさを全面に出し、できるだけ民家に近い雰囲気でご利用者が落ち着いて過ごせるように致しました。建物は2階建てで、1階が小規模多機能型居宅介護、2階は認知症対応型共同生活介護(グループホーム)になっています。
学生や幼児の訪問を受けたり、地域に根ざした、開かれた介護拠点を目指しています。
地域の方からの要望もありAEDも設置してありますので、必要な際は24時間ご遠慮なくお問い合わせください。
利用申込書(ダウンロードして下さい。)



アクセス
〒223-0065
神奈川県横浜市港北区高田東3-33-3
TEL:045-542-2886(お問い合わせ 9:00~17:00)
東急東横線 綱島駅より 東急バス「城01」系統 高田駅・蟹ヶ谷経由 新城駅前行き 「高田小学校入口」下車 徒歩2分
東急東横線、東急目黒線/横浜市営地下鉄グリーンライン 日吉駅より 東急バス「日21」系統 新田坂下経由 高田町行き 「南原」下車 徒歩3分
駐車場あり、要事前連絡
*お車でいらっしゃる方は駐車場を準備いたしますので、ご訪問前にお電話でお問い合わせ下さい。
小規模多機能施設 ゆい青葉
平成24年4月1日、厚木街道(246号線)沿いに開設。
小規模多機能とグループホームが併設となっております。裏庭には竹藪が広がり、室内にも竹の緑が映え静かで落ち着いた雰囲気の中で生活できます。
利用申込書(ダウンロードして下さい。)



アクセス
〒225-0013
神奈川県横浜市青葉区荏田町1288
TEL:045-912-6461(お問い合わせ 9:00~17:00)
東急田園都市線 江田駅より 徒歩5分・駐車場なし
*駐車スペースがないため、お車でいらっしゃる方は近隣のコインパーキング等をご利用ください。
まずはお気軽にお問い合わせください
045-560-3671(代表)
受付時間 平日8:30~17:30